ウレタンアクリレート「ART RESIN」の特徴
- ウレタンアクリレートは、イソシアネート基とヒドロキシ基を反応させたウレタン結合とアクリル基を有するポリマー、オリゴマーです。
- ウレタンアクリレートは、ポリオール、イソシアネートの組み合わせにより、高硬度から低硬度・柔軟なポリマーを設計することができます。
- ウレタンアクリレートは、ウレタン結合を有するため、強靭性と耐摩耗性を兼ね備えた樹脂が得られます。
- ウレタンアクリレートは、分子鎖末端にアクリル基を有するため、電子線・紫外線・可視光等で硬化が可能な、熱硬化や二液硬化系に比べて低エネルギーの樹脂です。
ウレタンアクリレート「ART RESIN」の設計技術
- ウレタン結合濃度の制御
- 分子量(Mw500~10万)の制御
- 硬度;ハードコートから粘着剤用途まで自在の設計
- ~20万mPa・sの高粘度ウレタンアクリレートの製造
- 高純度化(錫、アルカリ金属、ハロゲンなどの低減)
- 直鎖から多分岐構造までの分子構造制御
- 官能基(イソシアネート基、カルボキシル基、ヒドロキシル基、グリシジル基等)の導入
- 植物由来原料の使用
- エマルジョン化
- 無溶剤または溶液形態(有機溶剤に溶解、モノマーに希釈)での供給
ウレタンアクリレート「ART RESIN」の用途
- ディスプレイ用材料(接着剤、ハードコート等)
- 電子部品製造工程用材料(粘接着剤等)
- プリント基板用材料
- 包装パッケージ材料
- 建材(フローリング、化粧フィルム)
- 塗料
- 構造用接着剤