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稲葉 輝幸
稲葉 輝幸
稲葉 輝幸

「脇役のTOP」として、
世界の企業、いろんな業界の力になる。

2003年入社 商業経済学部 卒業(途中入社)
 東京営業所 所長

2003年入社 商業経済学部 卒業(途中入社)
東京営業所 所長

2003年入社 
商業経済学部 卒業(途中入社)
東京営業所 所長

文系出身、異業種から転職

――中途採用で入社されたんですね?

はい。大阪出身で、前職は紙加工メーカーの営業をしていました。

――どんな経緯で当社に入社を?

転職を考えていたところ、知人から「いい会社がある」という情報がありまして。知人は商社に勤めていて、根上工業は取引先のひとつ。「社長から社員まで、いい人ばかりだ」と言うので、「本当かね?」と疑いながらも(笑)、企業をよく知る商社マンが言うのだからあながち外れてもいないだろう、と。面接などを通して、なるほどその通りと実感して入社しました。ただ文系出身の自分が化学の会社でやっていけるか、それだけが心配でした。

――どうしたんですか?

心配は、無用でした。入社後、3年半の期間は本社の研究室に配属され、研究者に交じって試作品づくりの仕事に従事。その間、化学の基本を学びました。その後東京営業所に転勤、営業として働くようになりました。以来20数年にわたって営業をやっていますが「文系でも十分に務まる」、それが結論です。営業の役目は、コミュニケーションしながら顧客の課題を把握すること。専門的な技術の話になれば、本社研究員がサポートしてくれますから心配ありません。

「困っている顧客を全力でサポート」それがポリシー

――根上工業の強みは何でしょう?

製品の高度化や技術進歩に伴い、材料も年々進化しています。我々が提供する中間材料も、従来の汎用的なものから、顧客が求める機能をピンポイントで発揮する専門特化したものが求められています。しかしカスタマイズと量産性は二律背反しますし、それぞれ異なる顧客ニーズに対応するのは難しい。けれどそこに、大きなマーケットがある。根上工業のポリシーは「顧客の困りごとには全力で応える」というもの。小回りを利かせ、千差万別のニーズにきめ細かく対応する。それが当社の強みです。

伸びしろしかない

――逆に弱みや強化すべき課題は?

国内の業界では徐々に知名度もアップしてきましたが、まだ社会一般では知る人が少ない会社。これから伸ばしていこうと思っている海外では、まだまだ知名度も低い。YouTubeなどを通じて発信はしているのですが・・・けれど考えようによっては、伸びしろしかないわけで(笑)、そこはポジティブにとらえていきたいです。

あらゆる国へ、あらゆる業界へ

――営業の仕事の面白さは?

当社の製品は、塗料、化粧品、繊維加工、電子部品・半導体製造、自動車・・・などありとあらゆる製品に用いられています。だから営業の仕事上で出会う人の業界も多岐に及びます。そして業界によって求められる性能や機能も違う。だから刺激に事欠かない。そんな顧客と一緒に製品開発や製造工程の問題解決に取り組む。面白い仕事だと思います。

――どんな人を求めますか?

どんなことにも興味を持ち、面白がって耳を傾け、人の話を聞ける人・・・ですね。そうそう、海外市場にも力を入れていきたいので、フットワークのいい人であればなお良いですね。

   
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