アクリルポリマー「PARACRON」の特徴
- アクリルポリマーは、アクリル酸エステルを重合した耐熱性、耐候性、柔軟性、透明性に優れたポリマーです。
- 界面活性剤や塩析剤を使用しない懸濁重合で製造するため、純度の高いアクリルポリマーを得ることができ、乳化重合に比べて耐金属腐食性や耐水性に優れます。
- アクリル酸エステルモノマーの組み合わせにより、低Tg(-60℃)のアクリルゴムライクなものから、熱可塑性を示す高Tg(+85℃)のアクリルポリマーを設計することができます。
- 懸濁重合のアクリルポリマーはドライポリマーで得られることから、各種有機溶剤やモノマーで溶解・希釈した溶液製品での供給が可能です。
アクリルポリマー「PARACRON」の設計技術
- ガラス転移温度の制御(Tg-60~+85℃)
- 分子量(Mw20万~150万)の制御
- 官能基(カルボキシル基、ヒドロキシル基、グリシジル基等)の導入
- 植物由来原料の使用
アクリルポリマー「PARACRON」の用途
- 電子部品製造工程用材料(粘接着剤等)
- プリント基板用材料
- 繊維コーティング材料
- 構造用接着剤
- 合成皮革表面改質材料