お客様からそう言っていただけることが私の研究開発の原動力となっています。
当社の製品は主原料ではなく、添加剤として使用していただくことが多く、最終製品の中では目立つことはありません。
だからこそ、お客様の要求物性を上回る高付加価値製品の開発が重要だと考えています。

高付加価値製品を生み出すことは簡単なことではないと思います。しかし、日常の様々な業務、仕事の中から生まれるアイデア、偶然にできたサンプルからの小さな興味や気づきが独自の開発製品、さらには高付加価値製品へとつながっていくと考えています。

当社の研究員は製品の初期段階から立ち上げまで全ての工程に関わり、自分自身で製品を作り上げて行くことができます。責任は大きいですが、自由度が高く、達成感も大きいと思います。また、社内の関係部署とのコミュニケーションを図り連携することにより、個人では成し遂げることが出来ない成功が得られる面白さも感じてほしいと思います。

今私たちのまわりで起こっている大きな環境の変化、それに伴う市場の変化に対応するため、「ポリマーの限りない未来を求めて･･･　私たちは考え、挑戦し続けます」という使命のもと、今まで培ってきた重合技術と新しい知識、技術を融合し、社会に役立つ新たな価値を備えた製品を提供し、今まで以上にお客様のご期待に応えていきます。

取締役研究部長　西田恵子