――どんな就活を?
就活は、製造業、化学関係・・・で大雑把に考えていました。大学3年生の時、県が主催する合同説明会に参加し、そこで根上工業を知りました。それまでは、社名も聞いたことがない会社でした。
――根上工業の印象は?
会社訪問した時、面談があって、そこに採用担当者、部長といっしょに社長も出てこられたのです。そこでの雰囲気がとても良くて、笑い声があふれて、すごく盛り上がりました。
その時は「就活生を気づかって話を盛り上げてくださっているのだな」と思っていましたが、実は普段から「そういう会社だったんだ」ということが、入社してから分かりました(笑)
――根上工業に就職した決め手は?
ひとつは、「福井工場の検査室を自分の好きな流れで使える」という言葉にグラッときたこと。もうひとつは、大学のOBが社員でいて、その人と話をしたとき「いい会社だ」と言っていたから。実際に入社して、検査室のことも、OBの話も、その通りだったと実感しています。
――どんな仕事をしていますか?
入社後はずっと、品質保証の仕事をしています。
量産製品の出荷前の検査や、開発製品の成分分析や動粘度などの物性評価を行っています。
量産製品では検査方法はルーチン化していますが、開発製品では検査方法そのものも新たに開発していかなくてはなりません。
そこが、創意工夫のやりがいのあるところ。研究部や製造部の人たちと連携を取りながら仕事しています。
――仕事のやりがいは?
私が勤務している福井工場では、「ART RESIN」という製品を作っています。これがとても汎用性が高い製品で、それはもういろんな製品の中に使われています。
例えば、ホームセンターのハンドメイドのコーナー。そこで売っているUV硬化接着剤もそのひとつ。先日も店頭で私の手がけた製品を発見。「おお、こんなところにいたんだ!」と再会を喜んできたところです(笑)
――就活生の皆さんに一言を
入社して3年目になりますが、その間、一度たりとも「会社行くの嫌だな」と思ったことはありません。社内の人間関係良し、忙しすぎること無し、大き過ぎず小さ過ぎず、程よい企業規模。いい会社だと思っています。